人気ブログランキング |

2017年 05月 26日 ( 1 )

b0365216_10513844.jpg
細い糸でリネンのテーブルランナーを織っています。

どんなものをこれから先織っていきたいかずっと考えていました。

考えがまとまらない時には旅に出て、本を読んで考えに考え、次に考えを手放した時、ふっと空から降りてくるように答えが見つかるような感覚があります。

今週はその答えの入口に立ったような気持ちでいます。

美術品や作家の作品のように個性を全面に出したものではなく、名もなき者の、日々の中で作られた日常にすっと馴染むような織物。民藝のように拙さの中にある美しさのようなものを淡々と作っていきたいと思ったのです。

自分の感覚に従って、興味のある事をどんどん取り入れた20代。

家族との暮らしの土台を築き、様々な取捨選択を迫られ選択してきた30代。

今は40代を前に次の段階へいく準備をしているような気持ちでいます。自分の経験に基づいた感覚を頼りに、淡々と日々を積み重ねていくこと、それが織物に連動していき、手を動かしていく事は修行のようでもあり、自然の流れのように感じています。

自分の小さな感覚を大切に、織り進めながらふとそんな事を考えたのでした。

by娘






by neri-iro | 2017-05-26 10:51 | モノづくり | Comments(0)